韓国ドラマ「優雅な一族」 女優イム・スヒャンが財閥令嬢を演じる大ヒット作品

韓国の美人女優イム・スヒャンが主演したドラマ「優雅な一族」を取り上げます。高視聴率をマークした作品でドラマタイトル通り優雅な一族にスポットをあてています。

このドラマは豪華な衣装やセットが見所のひとつでありますが、登場するキャラクター達の魅力も満載なので大ヒットも頷けます。

韓国ドラマ「優雅な一族」とは？

2019年に韓国で制作されたドラマ「優雅な一族」は、放送時間が23時台でありながら、MBN開局史上の総合最高視聴率を更新する大記録を打ち立てた名作となりました。ちなみに放送当時の視聴率は、30％を超えたので快挙と言えますね。

ドラマ「優雅な一族」の原作は韓国の人気作家キム・ジウが手掛けています。そして、演出家のハン・チョルスは「イヴのすべて」や「フレンズ」といった大ヒット作品を手掛けた事でも有名なので面白さは最初からお墨付きでした。

16話で構成された本作は、韓国の財閥一族の複雑な内情と、それに絡む様々な人間関係を描いています。とても緊迫感あふれるストーリー展開で視聴者を魅了しました。

韓国ドラマ「優雅な一族」のキャスト

主人公である大財閥MCグループの孫娘であるモ・ソッキ役には、韓国ドラマ「私のIDはカンナム美人」で知られるイム・スヒャン。

ソッキを支える弁護士ホ・ユンド役には、「たった一人の私の味方」で知られているイ・ジャンウが扮しました。

主演の2人は、以前にも共演した事がありました。「アイドゥ・アイドゥ～素敵な靴は恋のはじまり」以来なので、実に7年振りとなりますね。

他にもMCグループ一家の顧問弁護士のハン・ジェグク役にペ・ジョンオク。MCグループ長男であるモ・ワンス役にはイ・ギュハン、ソッキの父モ・チョルヒ役にチョン・ジニョンといったキャスティングとなっています。

韓国ドラマ「優雅な一族」のあらすじ

大財閥MCグループの孫娘であるソッキ（イム・スヒャン）は、母親の死の真相や祖父の事故を探るために15年ぶりに韓国に戻ってくるところから始まります。

15年前、家政婦に母を殺害された事で、グループのトラブルを解決するTOPチームのジェグク(ペ・ジョンオク)の助言でソッキはひとりで海外暮らしをしていたのです。

ソッキの祖父は、お気に切りの孫であるソッキを後継者として指名した直後に交通事故に遭い危篤状態になったことでソッキは帰国するのですが、15年前の母の事件にも疑いを持つようになります。

ソッキは、家族内の権力争いや暗い秘密に巻き込まれながらも、真実を追い求める決意を固めます。そんな彼女を支えるのは、弁護士のユンド（イ・ジャンウ）です。

実はユンドにも秘密があり、ソッキの母親を殺害したとされる家政婦は彼の母親でした。ユンドの母は冤罪で15年もの長い間服役していたのです。

ソッキとユンドは、彼女の実の父親や義理の兄弟が立ちはだかる中、協力し合う事で乗り切りついに母親の事件の真相へと辿り着くのでした。ドラマの結末は、ソッキとユンドの絆が強まって新たな未来に向かって歩み出すシーンが描かれています。

韓国ドラマ「優雅な一族」の感想

韓国ドラマ「優雅な一族」の魅力は、イム・スヒャンが演じる財閥令嬢ソッキの華やかな衣装と気品あふれる佇まいが第一に挙げられます。

また、相手役となったイ・ジャンウの演技も素晴らしく、彼の誠実で力強いキャラクターがドラマの核となっていました。

主演の二人の軽妙な掛け合いが可笑しく、さらにストーリーがスピーディーに展開して行くので先の展開が気になって仕方がなかったです。勿論、ラブストーリーも丁寧に織り込まれているのも良かったですね。

この作品は、ロマンス好きにもミステリー好きにも存分ハマる作品だと思います。