韓国ドラマ「根の深い木」

韓国ドラマ「根の深い木」は、ハングル誕生を描いた全24話からなる韓国時代劇。韓国での視聴率は最高が２５％と高く、非常に評価が高かった作品。

韓国ドラマ 根の深い木-世宗大王の誓い-

物語は、実在のストーリーに空想の人物などを混ぜるファンタジー史劇です。宮廷ミステリーという設定ですが、謎解きなどは殆どないのが特徴です。世宗がハングルを創製したというのは、史実に基づいていますが、それまでの過程での登場人物などが実在していないものも多く、そのためドラマティックな展開を演出しています。

世宗のハングル創製は史実ですが、そこに至る過程に架空の人物や組織を織り交ぜ、ドラマティックでスリリングな話に仕立てています。世宗がハングルを世に出そうとする仮定で、それを阻止しようとするグループとの勢力争いが内容のほとんどです。

エンターテイメント性を重視してはいますが、人物像やストーリーなどにも掘り下げ、深い内容まで細かに書かれています。キャラクターの設定も非常に魅力的に描かれています。

世宗を演じるのは映画「八月のクリスマス」などのハン・ソッキュで、映画がメインのためテレビの出演は16年ぶりになったとか。もう一人の主役である武官はカン・チェユンをチャン・ヒョクが演じています。強さと弱さを兼ね備える人物をチャン・ヒョクが良く演じています。ヒロイン役は、シン・セギョン。